2020年は激動の年になってきました。
世界では、緊急事態で外出禁止から始まり、今後はストレスから暴動なども起き、
経済も停止、電気や水道などのインフラも停止になる可能性もあります。
…などと不安を駆り立てるようなことを言っていてもいけないので、
何かを作り出すための、役に立ちそうな話をしましょう。
危機が訪れた時に、人として必要なものの一つは、火です。
煮炊きが出来て、暖をとることが出来れば、命を長らえることが可能になります。
日本には古来から煮炊きをするための道具として竈(かまど)があります。
以前、仕事で作った、パン窯兼用竈です。

石を土で固めて形を作ります。

その上に漆喰を塗って仕上げました。

この竈は煙突が無く、煙は前から出る方式です。
土仕上げの状態であれば、どこででも作ることが出来ます。
石を拾ってきて、土を練り、石を固めながら造形をするのですが、
火口の大きさと燃焼室の大きさ、形状などを考えて設計します。
次は、暖を取るための道具、暖炉です。

薪ストーブは鉄や鋳物、ステンレスで出来ており、
手作りは無理なので、ハンドメイドで出来る方法として、暖炉があります。
これも竈と同じく、土と石で作ったりレンガなどでも作ることができます。
トレーラーで使う時は特殊な材料を使いますが身近にある材料で作れます。

おまけとして、土窯の写真。
サンバーバンの荷台に乗せて走りながらピザやパンや、野菜を焼いたりしました。
表面も温かくなるので暖もとれます。(行儀が悪いですが (;^_^A )


かぼちゃを丸ごと焼いたりしました。
ほくほくして美味しい。
竈作りワークショップや、
暖炉作りワークショップなど
やりたいですね。
(オンラインでもできるかな?)